【R30】僕らがフリージャーニー

会社に縛られず好きな仕事で自由に生きたいアラサーひとり起業の「準備」ブログ

派遣でオチメ続きの私に最大のチャンスがやってきた(その1)

僕の人生が
キュルキュルキュルっと
エンジンが掛かり..
 
ギュルン!と、
動き出した
衝撃の10分間でした。
 
2011年の秋..
 
木枯らしの吹く
千葉県にある物流倉庫で..
 
夕暮れに差しかかる頃..
 
大手の量販店に
お菓子を卸す
配送センター。
 
28歳の僕はそこで、
契約社員として
働いていました。
 
当時の僕は、
 
東京から千葉に
電車で通う..
 
週6で仕事..
 
会社では
搬入・搬出の
フロアリーダー..
 
倉庫で段ボールを運んだり..
 
10tトラックから
出てくる商品の検品をしたり..
 
1m50cm四方の
プラスチック素材の
パレットに荷物を積み上げる..
 
「誰でも出来る」
 
「単純作業」
 
そんな仕事を始めて4年目..
 
プライベートでは、
 
おじさんバンドに
ベーシストとして加入..
 
ライブが出来る
地下レストランで..
 
月に1度は演奏..
 
「いつかはバンドで」
 
儚い希望を持ちながら
もう直ぐ30歳..
 
「どうすればいい..」
 
「もっと現実に考えなきゃ..」
 
「でも何をすればいいのか?」
 
しかし、
 
リアルからは
逃避する日々。
 
仕事の帰りは
同僚とスタンド居酒屋..
 
会社と仕事の愚痴ばかり..
 
極め付けに、
休みの日はパチンコ三昧..
 
積み重なる借金..
 
金額は200万以上..
 
短期的な欲求が
抑えられない
ズタボロ人生の
真っ最中でした。
 
「バンドも趣味でいいかな..」
 
それでも諦めきれない
夢が一つだけありました。
 
それが、
 
海外で生活をすること。
 
だけど、
 
その夢に向かって
何か行動を起こすという事は
一切していませんでした。
 
というか、
正確には
 
何をしていいのか
分かりませんでした。
 
悶々と過ごす毎日..
 
会社と家の往復。
 
いつまで経っても変わらない..
 
給料日だけが生きがい..
 
・・・
 
でも、
 
闇があれば光があるように..
 
突然でしたが、
それはやって来ました。
 
それが、
 
社長との出会いでした。
 
ある日の休憩時間..
 
喫煙所で
何の気もなしに
タバコを吸っていると、
社長も一服しに来ました。
 
今でこそ、
 
目上の方とも
気さくに接することが
出来るようになりましたが
 
(うわ..)
 
(気まずいな..)
 
(さっさと戻ろうか..)
 
当時は「社長」という
自分とは無縁の存在に
かなりビビっていました。
(すごく温厚な方です)
 
で、
 
案の定、
声をかけられます..
 
「ご苦労さん」
 
「現場の調子はどう?」
 
「はい、定時には終わりそうです」
(面倒くさいなぁ..)
 
「中嶋くん..だっけか?」
 
「1階のリーダーやってるんだって?」
 
「はい..」
(何で知ってるんだ?)
 
そこから、
 
年齢はいくつか?
 
どこに住んでるのか?
 
勤めて何年になるのか?
 
グイグイと質問され、
個人的なことを
色々と話しました。
 
10分の小休憩も
そろそろ終わりそうな頃..
 
社長が"ある質問"を
してきました..
 
 
続きます。